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Zyla 4.2 sCMOS

Zyla 4.2 PLUSはAndorが開発した最新のsCMOSテクノロジーです。Zyla 4.2 PLUSは最新世代のsCMOSセンサーテクノロジーを採用しており、QEを更に10%向上させ、前例のない82%のQEmaxを実現しています。

  • 82%のQE、4.2メガピクセル

  • USB 3.0で53 fps、Camera Linkで100 fps

  • 読み出しノイズ0.9 e-

  • 99.8%の線形性

  • LightScan PLUS


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Zyla 4.2 PLUSは、Fairchild Imagingの最新世代のマイクロレンズ付き前面照射型sCMOSセンサーテクノロジーを採用しており、1エレクトロン以下の読み取りノイズとともに82%のQEmaxを提供します。広範囲のQEプロファイルが、さまざまな蛍光色素に対応し、可視からNIRの広範囲に渡る感度向上により、露光時間の短縮、フレームレートの高速化、および光毒性の低減が可能になります。

優れたデータ転送効率とZyla独自の12ビット高速モードの組み合わせにより、が、非常に便利なUSB 3.0インタフェースでフルフレームで53 fpsという驚異的なスピードと、関心領域 (ROI)を設定した場合にも業界最速の フレームレートを提供します。この性能により、時間分解能を向上させながら、より高速な動的プロセスにも対応可能です。最大100 fpsの高速フレームレート(フルフレーム)を利用するには、Camera Linkバージョンを選択してください。Zyla 4.2 PLUSは、業界をリードする直線性 (99.8%) も実現し、全ダイナミックレンジで圧倒的な定量精度を提供します。

Zyla 4.2は、カルシウムイメージング、ライトシート顕微鏡法、超解像顕微鏡法などに最適な感度とスピードを必要とするアプリケーションに加え、天文学分野の多数の高速アプリケーションにも最適です。アプリケーション固有の新機能には、FlexiScanおよびCycleMax機能を持つLightScan PLUSなどがあり、スキャンライトシート顕微鏡法やラインスキャン共焦点などのアプリケーションに合わせてローリングシャッタースキャンモードを簡単かつ柔軟に適応可能にします。。Zyla 4.2 PLUSは、蛍光相関分光法 (FCS) での拡散係数測定に最適な2048 (h) x 8 (v)のROIから、26,041 fpsの持続フレームレートでデータを出力することもできます。

センサー画素の「4T」(4トランジスタ)デザインにより、さらに多くのフォトンががセンサーに入射されることで、前面照射型の量子効率を最大82%に引き上げます。また、4Tデザインなので、基本的にローリングシャッターセンサーですが、「グローバルクリア」という機能が実装されており、この機能を使用することでカメラとパルス光源間でTTL通信を行うことで疑似的なグローバル露光モードを可能とし、グローバルシャッターと同じ状態を作り出すことができます。

Andor GPU Express ライブラリーは、カメラからCUDA対応のNVidia GPU (Graphical Processing Unit) カードへのデータ転送を簡素化および最適化し、取得工程の一環としてGPU処理の高速化をするために開発されました。

82%のQE - 販売されている中で最高かつ最も広範なsCMOS QE。さまざまな一般的な蛍光色素に最適化されています。露光時間の短縮、フレームレートの高速化、および光退色の抑制を実現します。

0.9e-の読み出しノイズ - 読み出しノイズが最小のsCMOS。どのCCDよりも大幅に抑えられています。

業界最速のフレームレート - より高速なプロセスに追従します。業界最速のUSB 3.0のフレームレートは53 fps(フルフレーム)、Camera Linkによる持続フレームレートは100 fps(フルフレーム)です。

4.2メガピクセルのセンサーフォーマットと6.5 µm画素 - 18.8 mm対角の視野で極めて鮮明な分解能を提供し、細胞顕微鏡法と天文学に最適です。

非常に小さいファン振動 - 超解像顕微鏡法などの振動に影響を受けやすい実験を念頭に設計されています。

LightScan PLUS - 散乱サンプルでバックグラウンドノイズを低減し、コントラストと分解能を向上させます。ユーザがスキャンライトシート顕微鏡法やラインスキャン共焦点顕微鏡法などのアプリケーションで信号強度と共焦点性を同時に最適化できるように設計されています。

GPU Express - カメラからGPU (Graphical Processing Unit) カードへのデータ転送を簡素化および最適化し、取得工程の一環としてGPU処理の高速化を促進します。

デュアルゲインアンプ - 最大ウェル深度と最小ノイズを同時に実現し、33,000:1の拡張ダイナミックレンジを提供します。

12ビットモードと16ビットモード - 12ビットはUSB 3.0による最速のフレームレート、16ビットはフルダイナミックレンジを実現します。

小型かつ軽量 - スペースに制限があるセットアップへの統合に最適です。OEMに最適です。

水冷オプション - Zyla 5.5とZyla 4.2は、最小の振動、-10°C冷却、および暗電流の低減のための水冷バージョンとして提供されています。

周囲温度27°CでTEを0°Cに冷却 - 閉鎖型システムへのOEM組み込みに最適です。

広範囲に及ぶFPGAオンヘッドでのデータ処理 - sCMOSテクノロジーで最高の画質と定量的忠実度を確保するために必要不可欠です。

ハードウェアタイムスタンプ - FPGAが25 nsの精度で生成するタイムスタンプ。

ダイナックベースライン - 画像エリア全体および画像エリア間で定量的精度を確保するために必要不可欠です。

クランプ - キネティックシリーズの連続画像。

アップグレード・アクセサリー

ACC-MEC-05609 - Cマウントアダプタ

ACM-05574 - Fマウントアダプタ

OA-ECMT - Cマウント向け自動延長チューブ(3本セット)

OA-EF - Nikon F向け自動延長チューブ(3本セット)

XW-RECR - 冷却性能を強化する再循環器

ACC-XW-CHIL-160 - Oasis 160超小型チラーユニット

ACC-ACZ-05612 - Fire、外部トリガ、シャッタ、およびアームを提供する7ウェイマルチI/Oタイミングケーブル。3 m

WKST-1 WIN - ハードディスクドライブに最大100 fpsで連続スプーリングを実行し、最大120,000個の12ビット最大分解能画像を取得するためのPCワークステーション。Dell T7910XL、2.6GHz 8コア、8GB RAM、RAID 0構成の250GB SSDハードドライブ x 4。

WKST-3 WIN - RAMに最大100 fpsで連続スプーリングを実行し、最大6,000個の12ビット最大分解能画像を取得するためのPCワークステーション。Dell T5810、3.5 GHzクワッドコア、64GB RAM。

関連情報

その他アプリケーション

光学イメージングシステムモジュール式光学分光法太陽系外惑星探査補償光学地球近傍天体・宇宙ゴミ太陽天文学スペックルイメージング大気深宇宙イメージング蛍光顕微鏡

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