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On-Semiconductor社より、CCDセンサーからCMOSセンサーへの方向転換に伴い、全CCDセンサーの取扱中止のアナウンスがありました。本CCDセンサーは、天文用途として多数使用されており、弊社Apogee製品でも採用しておりました。
これに伴い、Aopogeeカメラ製品を廃版とし、代替製品として、アンドールの低ノイズsCMOS/CCD製品をご紹介いたします。
下表は、On-semiconductor社製CCDを使用したApogeeカメラのラインナップと特徴（センサーサイズ、フォーマット等）を示したものです。また、アンドールの代替推奨sCMOS/ CCDモデルを併記しています。代替推奨モデルについては、営業担当迄ご連絡ください。使用方法に合った、より適切なご提案をさせていただきます。
表１ On-Semiconductor社製CCD使用 Apogeeカメラと特徴およびアンドール代替推奨モデル
アンドールは、高性能、高品質のsCMOS及び、CCDカメラをご提供しており、様々な天文用カメラとしてご利用いただいております。
表１に記載したOn-Semiconductor社製CCDセンサーの代替推奨カメラの仕様については、天文学用カメラおよび下記をご覧ください。
表２ アンドール製 sCMOSおよびCCDと主な仕様（BSI：背面照射型）
アンドール製サイエンスモデルCMOS（sCMOS）は、天文用の低ノイズ、大視野で、適正価格/高性能なカメラです。ZL41とWaveとMaranaは、性能・価格面でバランスの取れた魅力的な製品となっております。
また、sCMOSカメラは、早いフレームレートで、低ノイズ、短時間20ms以下でのセンサー読み出しが可能といった特長を保持し、かつ、数十秒、数分の露光が可能です。sCMOSの読み出しノイズは、On-Semiconductor社CCDセンサーのそれに比べて、約1e-と小さく、ダークノイズを加味したノイズで比較した場合でも、数分露光まではsCMOSに軍配が上がります。
図1 ノイズ (読み出しノイズ＋ダークノイズ) VS 露光時間
アンドール製 ペルチェ冷却CCDカメラは、長時間露光に対応した超低暗電流のモデルです。また、最大量子効率95%を誇る背面照射型CCDです。iKon-M 及び、iKon-L ペルチェ冷却 CCDは、 微小光量の観測、長時間露光の必要なアプリケーションに最適です。
アンドールUltraVacTM テクノロジーは、業界最高の冷却性能、低ノイズを誇るのみでなく、長期間安定してご利用いただける技術です。長期間の実験においても安心してご利用いただけます。
図 2 ノイズ (読み出しノイズ ＋暗電流) VS 露光時間
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