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無冷媒4Kクライオスタット - OptistatDry

光学分光計測用無冷媒クライオスタット

Andor社製CryoFree™ 4Kクライオスタットは、真空サンプル室及び、熱交換ガスタイプで、高精度の光学調整へ対応可能です。また、振動低減機構を備えております。簡便なサンプル交換が可能でユーザーフレンドリーです。

実験に柔軟に対応可能な配線オプションをご提供します。また、温度コントローラーMercuryITCは、センサー、ヒーターボード追加のアップグレードが可能です。

OptistatDryBLV:コンパクト、振動低減機構、光学分光に最適なクライオスタットです。

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高精度で高性能な無冷媒クライオスタット

OptistatDryBLVとOptistatDryTLEXクライオスタットは、幅広い研究に応用できるように、多くの英国一流物理学者と共同で開発されました。光学調整を容易にするデザインで、試料交換の際に、試料位置が変わらないようにサンプルホルダーの高精度な位置再現性が確保されています。また、多様な試料ホルダーと配線オプションにより、多彩な実験に対応可能です。

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OptistatDry BLV - 3 K Cryofree® クライオスタットは、真空サンプル室タイプで、様々な分光測定に対応します。UV/VIS、ラマン、FTIR、蛍光、フォトルミネセンス、テラヘルツ、エレクトロルミネセンスに使用できます。

OptistatDry BLVの主な機能と利点について右のホットスポットをクリックしてご覧ください。

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OptistatDryTLEX - 4 K以下 Cryofree クライオスタットは、 熱交換ガスタイプのクライオスタットです。高さ調整・回転機構付きサンプルロッドにより、試料位置調整が可能です。配線も敷設可能です。短時間で簡単にサンプル交換ができます。固体、液体、粉末の試料を扱うことができ、幅広い分光応用に対応可能です。

OptistatDry TLEXの主な機能と利点について右のホットスポットをクリックしてご覧ください。

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応用

ラマン散乱測定

ラマン散乱またはラマン効果とは、高い振動または回転エネルギーレベルに励起された分子による光子の非弾性散乱のことを指します。純粋な光学プロセスとして、気体、液体、固体を含むさまざまな物質の分析に使用されます。また、生物体や人体組織などの高度に複雑な物質もラマン分光法で分析することができます

OptistatDryスタンドは振動低減と非複屈折窓の提供により、無冷媒低温ラマン実験に適したシステムとなっています。

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量子デバイス

量子ビットは、量子コンピューティングデバイスの基本構成要素であり、固体状態の操作は通常ミリケルビン温度で行われますが、デバイスの特性や機能によってはしばしば4Kなど、より高い温度で実験されています。

QPC(量子ポイントコンタクト)のようなバイスは、OptistatDry BLVシステムを用いて低温で様々な特性評価を行うことができます。また、DC配線ループ、ロックインアンプと組み合わせることで、ACとDCの両方の信号で、幅広い温度と周波数でコンダクタンス測定を行うことができます。このような装置の組み合わせにより、最初の特性判定ができるまでの時間が短縮され、より低温環境での複雑なセットアップでの本測定までの時間が大幅に短縮されます。

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電気輸送

標準的な電気輸送、抵抗率、コンダクタンス、ホール効果測定など、低温で行うこれら電気測定により、物質の電気性質や構造に関する重要な情報が得られます。

OptistatDryには、12本と20本のDCワイヤーオプションがございます。PCBスタイルの試料ホルダーのご用意がございます。室温部から3Kステージ付近まで配線が施されており、高温超伝導体から複雑な2次元構造までの幅広い温度依存電気輸送測定に最適です。

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トランジェント分光法

トランジェント分光法は、光化学的あるいは光物理学的に関連した分子の短寿命の励起状態(トランジェント状態)の電子的および構造的特性を探り、特性判定を行うための一連の強力な技術を指します。

分子の運動が減少する極低温では、原子の運動を伴わない光化学のみの現象を観測できます。従って、極低温での研究は、タンパク質のメカニズムや光化学上重要な分子、あるいは他の様々な物理・生物試料についての重要な知見が得られます。

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フォトルミネセンス

大口径 (F1)で外窓のみのOptistatDryは、バルク材料を含むさまざまな試料の光を最大限にデバイスに取り込むように設計されています。太陽光発電、太陽電池、ナノ材料、半導体の開発研究に最適です。

OptistatDry BLVとTLEXクライオスタットは、Edinburgh Instruments、Bruker、PicoQuantなどのメーカーの市販の分光計にうまく統合されています。

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FTIR/IR/THz

赤外およびテラヘルツ分光法は、高分子研究、無機化学、製薬または薬剤関連の研究、固体および半導体の物理学分野において広く利用されています。これらの技術、特にFTIRとTHz分光法を組み合わせることで、試料の特性について重要な知見を得ることができます。

OptistatDryには、幅広い種類のウィンドウオプションがあり、様々な用途にご使用可能です。OptistatDry BLVは、光学窓は外窓のみであり、幅広い波長帯域で最適な光透過を実現できます。UV/Vis用のガラス石英、近赤外から遠赤外までのCaF2、遠赤外やTHz領域まで対応するTPXやダイヤモンドなどのオプションもあります。

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その他の情報

OptistatDry BLV

OptistatDry BLV

CryoFree™ オペレーション|真空サンプル室

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OptistatDry TLEX

OptistatDry TLEX

CryoFree™ オペレーション|熱交換ガスタイプ

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