アンドールから新しい ZL41 と Sona sCMOS カメラを発表
オックスフォード・インストゥルメンツの子会社で、科学的画像処理ソリューションの世界的リーダーであるアンドール・テクノロジー社は、ライフサイエンス研究者向けに特別に設計された2つの新しい科学用CMOSカメラの発売を開始したことを発表しました。
Andor Solis(i)は、画像の取得および分析用に設計されたソフトウェアプラットホームです。蛍光イメージング、ボーズアインシュタイン凝縮、蛍光色素単分子識別、上層大気観測、X線分析、Ramanイメージングなどの幅広い科学分野で使用されています。
Solis(i)には、一次導関数(Sobel、Kirsch、Prewitt、Robinson)、二次導関数、RobertsCrossを含むエッジ検出アルゴリズムをサポートします。平滑化フィルターは平均値、中央値、ガウス、周波数フィルターはローパスおよびハイパスが利用できます。
Solis(i)は、ピクセル読み出し速度、水平および垂直ビニング、露光時間、プリアンプ設定、電子増倍ゲイン(EMCCD互換システム)など多様なトリガーによりカメラのフルコントロールが可能です。
ソフトウェアの関心領域(ROI)機能を使うことで、一連のダイナミックな画像取得において、最大値、平均値、標準偏差などのパラメータをリアルタイムに取得しグラフ化できます。
実験のアライメントに最適な画像のリアルタイム表示(ビデオモード) -
大容量データセットの取得を可能にするハードディスクへのデータ直接書き込み機能 -
RealGain ™ コントロール(EMCCDカメラのみ)で読み出しノイズフロア以上に信号を増幅 -
「サイレントファン」操作で振動を最小限に抑制 -
キネティックシリーズの記録と再生 -
複数指定関心領域でのキネティックプロット解析 -
3Dプロファイルを含む様々なリアルタイムおよび再生表示オプション -
画像解析に必要な一連の操作を包括的にサポート -
FITS、TIF、BMP、AVIなどの幅広いデータ出力形式オプション -
拡張されたAndor Basicプログラミング機能 -
X軸およびY軸で、リアルタイムにプロファイルを分割 -
シンプルな複数関心領域(ROI)の選択やサイズ設定が可能 -
ROI「ホットスポット」機能を使えばROI内の背景ピクセルを簡単に分離 -
直感的かつ包括的にしきい値の設定や自動スケーリングが可能 -
ヒストグラムにより画像表示やデータスケーリングが容易 -