OCAM²

OCAM² by First Light Imaging

OCAM²K および OCAM²Sは、サブエレクトロン読み出しノイズで2067fps（ビニング時3700fps）の高速低ノイズEMCCDカメラです。

この性能を達成するために、OCAM²Kはペルチェ冷却240×240ピクセルフレーム転送8出力裏面照射型センサーであるTeledyne E2V CCD220センサーを内蔵しています。一方、OCAM²Sは電子シャッターを内蔵し、Teledyne E2V CCD 219ペルチェ冷却240 x 240ピクセル8出力スプリットフレームトランスファーCCDを使用しています。

OCAM2Sの内蔵電子シャッターは、1μsより短い任意の数の積分パルスを50nsより優れた精度で供給することができます。

スミアを最小限に抑えるため、CCD220とCCD219の高速メタルバットレスクロックラインは、OCAM²KおよびOCAM²Sによって7Mlines/sの高速で駆動され、ストアセクションの各フレームをわずか12マイクロ秒で転送します。また、OCAM²KおよびOCAM²Sは、露光から最初のピクセルが使用可能になるまでの待ち時間が43μsと、非常に短いことも特徴です。

天文学者が天文学者のために開発した可視画像用EMCCDカメラOCAM²KおよびOCAM²Sは、広いスペクトル（400～900nm）で最大95％の量子効率を持ち、サブ電子読み出しノイズを持つ最速の可視カメラです。波面検出アプリケーションのために、OCAM²KおよびOCAM²Sは20 x 20サブアパーチャーのマイクロレンズアレイを装備することができます（ご要望に応じてカスタマイズ可能です）。